院長コラムCOLUMN

帯状疱疹ワクチンについて

2023.11.11

帯状疱疹ワクチンについてのお問い合わせを何件か頂いております。有難うございます。

帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスにより起こされる感染症です。

典型的には肋間神経に沿って体の側面に帯状に水泡を伴う発疹を認め、強い神経痛を伴います。水痘・帯状疱疹ウイルスに対する抗ウイルス薬と鎮痛剤を用います。厄介なのは強い神経痛が長期間にわたって持続する、帯状疱疹後神経痛という後遺症が30%という高頻度で見られることです。この後遺症が非常に辛く、通常の鎮痛薬に加えて神経痛を抑える薬剤を併用してもコントロールができないこともあります。また帯状疱疹ウイルスは顔面神経麻痺の原因ウイルスでもあります(私も2022年に顔面神経麻痺を発症しました)。

帯状疱疹ウイルスは小児期に水痘を起こしますがその後は神経節に潜伏し、一見悪さをすることはありません。しかしストレス・疲労・加齢や糖尿病・腎不全・悪性腫瘍・抗がん剤・骨髄移植などで免疫力が低下した時に再活性化して帯状疱疹を引き起こします。

当院ではこの帯状疱疹ウイルスに対するワクチン接種を行っています。

(手配に1週間お時間を頂いておりますので、事前にお問合せ下さい。)

現在国内ではGSKのシングリックスと、ビケンのワクチンが使用可能です。

以下にその比較を簡単に記載させて頂きます。

製剤名 乾燥弱毒生水痘ワクチン

「ビケン」

シングリックス®︎
ワクチン種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種対象者 50歳以上の人 50歳以上の人

または

帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の人

帯状疱疹発症

抑制効果

51.3% 50歳以上97.2%

70歳以上89.8%

帯状疱疹後神経痛

抑制効果

66.5% 50歳以上100%

70歳以上85.5%

回数 1回 2回(2ヶ月間隔)
効果持続時間 5年程度 10年(追跡中)
費用 8800円 1回 22000円

2回で合計44000円

妊婦 禁忌 接種可能
免疫能低下 禁忌 接種可能

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内科・糖尿病内科・内分泌内科・肥満外来

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